天平伽藍復元へ一歩前進-興福寺

http://www.nara-shimbun.com/n_soc/051021/soc051021a.shtml

天平伽藍(がらん)の復元が進む奈良市登大路町の興福寺多川俊映貫首)で20日、完成した中門基壇の公開が始まった。周囲を囲っていた工事用のフェンスが取り除かれ、基壇に上って見学できる。壮大な中金堂は創建1300年目の平成22年に立柱式を予定している。

 完成した中門基壇は東西28メートル、南北15メートル。薬師寺の中門基壇より倍以上大きい。回廊と接続して中金堂前の広場を区画する。

 発掘で見つかった遺構の上に土を盛り、側面に凝灰岩を張って仕上げた。上面には中国産の花こう岩で造った直径1メートルほどの礎石が並ぶ。

(2005.10.21 奈良新聞)

最近はフェンスで囲ってあったのにも関わらず鹿が集合していた場所でした(笑)。人も入れるようになったみたいです(笑)。中金堂再建してるのは知ってたけど、1300年に立柱式の予定なのですね。