般若寺 奈良豆比古神社

一度も行ったことがなかったので行ってみました。目の前が少年刑務所なんだなあ。まあそれはいいとして何で般若なんだろう?とか思ってみたけど、近くにある豆比古神社という能の原型の発祥の神社と「般若」ってお寺の名前は何か関係があるのかなあ?

それはいいとして般若寺。ここはコスモスで有名なので春はそんなに人がいませんでした。拝観料400円。このところ文殊菩薩に縁があるのか、結構見るけれどそんなに印象には残らない文殊菩薩だった。ここは塔の中にあったものを展示しているのが興味深かったです。すごーい細かい仏像だとか小さいものばかりでかわいらしい・・・かわいらしいって・・・。この塔は聖武天皇が作らせたということになってたけど昭和になって解体してみたら鎌倉時代のものだったことが発覚したみたい。奈良市内のものって結構、聖武偉大思想(大仏作ったのと正倉院のおかげで聖武天皇は偉大説が最近までまかり通ってた気がするんだけど。)から聖武天皇に関わってる〜っていうものが多い気がする・・・。山のほうや地方に行くと行基が関わってる〜ってものが多い気がする・・・

般若寺の目の前に牧場があって、ちょっと動物のかほりがしますが(笑)ソフトクリーム食べた。凄い濃厚!!でとてもおいしかったよ。今度また食べたいなあ。

ちょっと自転車でいくと奈良豆比古神社。祭神は天智天皇の皇子で光仁天皇の父親の志貴皇子とその息子、春日王みたいですね。このあたりに住んでたのか。。。(療養の地らしい)
志貴皇子といえば明日香風。ですね。明日香の地で育って、結構年寄りになってから平城遷都したと思うんだけど(生年がわからないけど多分)どうだったのかなあ。微妙に都からはずれたところで生活して。とか色々考える(采女の袖ふきかへす明日香風都を遠みいたづらに吹く、という歌があって、かなり有名。)

なんだかものすごく熱心にお参りをしている親子?がいて、ゆっくり見られなかったのですがなんとなく好きなところだなと思った。