久米寺 練供養

今回の旅行は玉置神社とか飛鳥資料館も目的だったのですが、何をおいても最優先!と思ってたのがこの練供養。
去年のGWの旅行で、予定変更するわけに行かないので泣く泣くあきらめた(近鉄の電車内で知ったので。)練供養です。

練供養で一番有名なのは當麻寺なのかな?菩薩のコスプレをした人が設置した道の上を歩くんですよ。もう、めちゃくちゃはしゃぎまわってしまった。

あ、久米寺の仏像も見てきましたよ〜。久米仙人像の目のいっちゃってる具合とか素敵。酔っ払ってるのね。ね?久米仙人の有名エピソードは雲に乗って(金斗雲みたいなやつ?)たら川で洗濯をしている女の足を見て落ちてしまったという話があります。絵馬にもなってました。(写真撮ってくればよかった!)あとお堂の裏が・・狭い!とにかく狭い。いろんな小さめな仏像がたくさんありました。

で、問題の練供養ですがまず最初はお坊さんとか、このお寺に関係ある方々が練り渡ります。途中お坊さんが「華」を撒いたりもするのですが、メインは二十五菩薩のお渡り。仏像がそれぞれ手に色々もって歩くのですが先頭の菩薩は手に小さい仏像を持ってぶんぶん振り回してます。・・・が、下に指導係がいて(笑)「もっと右!」とか言ってるので面白い。中にいるひともかなり疲労してるっぽいのがわかった。先頭以降は歩くだけなのですが、付き添いの人が必ずついていて付き添ういの人との関係も気になります。がっしり腕組んでる人や手をつないでいる人。そして仏、なぜか全員腕時計をしっかりしているところとか。

菩薩の先頭集団。仏像を右へ左へ上へ下へ動かしながらゆっくり歩いてきます。

お面が微妙に浮いていたりして、(この写真よりもっと浮いてる人もいた)何か隣の人とひそひそ話してるかんじに見えたりとか(しかしがっしり腕を組んでいるなあ)

こんなふうにどんどんどんどん仏像が続いて歩いてきます。
かなり不思議な空間だよ〜おかしいよ〜。

かなりツボに入ったので終わったあとも餅撒きを見ていきました。みなさまが必死で餅を奪い合い。凄かったよ・・・。
帰りにおばさんの集団から「私たくさんとったから○○さんにあげるわ〜」「いらない」「もらってよ〜」みたいなやりとりを見たりした。

とにかく面白すぎたのでまた機会があれば見たいです。5月14日には久米寺よりも有名な當麻寺の練供養があります。中将姫が極楽浄土に行くさまを再現。っていうわかりやすい感じ。でも今年からお面が全部金ぴかに新調されるみたいです。(去年まではかなり長いこと古いお面を使ってたので真っ黒な顔だったらしいですが)
http://www1.kcn.ne.jp/~ku-tsu/nerikuyo.html
各地の練供養情報↑都内なら世田谷が一番近いのかな?でも今年やるの?